太宰治「佐藤さん、私を忘れないで下さい。私を見殺しにしないで下さい」 … 芥川賞選考委員の佐藤春夫に太宰治が送った、芥川賞を懇願する手紙が見つかり晒される

1:パニックスイッチφ ★@\(^o^)/:2015/09/07(月) 15:18:30.72 ID:???*太宰治が芥川賞懇願する手紙見つかる引用元スレタイ:【文芸】太宰治が芥川賞懇願する手紙見つかる「私を忘れないで下さい。私を見殺しにしないで下さい。」
若き日の、作家、太宰治が文壇の重鎮、佐藤春夫に宛てて書いた手紙が新たに見つかりました。自分の作品を芥川賞に選ぶよう懇願するなどの内容で、当時の心境を物語る資料として注目されています。
見つかったのは、昭和10年からよくとしにかけて、20代半ばだった太宰治が文壇の重鎮で芥川賞の選考委員も務める佐藤春夫に宛てて書いた3通の手紙です。実践女子大学の河野龍也准教授が、佐藤の遺族が保管していた資料の中から発見しました。
(中略)
昭和11年1月の手紙は長さ4メートル余りの巻紙にしたためられています。
前の年に行われた芥川賞の最初の選考会で作品が候補になったものの選ばれず、手紙には「こんどの芥川賞も私のまへを素通りするやうでございましたなら、私は再び五里霧中にさまよはなければなりません」「私を忘れないで下さい」「いのちをおまかせ申しあげます」と自分の作品を選ぶよう懇願する内容になっています。
太宰治が芥川賞の選考委員に受賞を懇願する手紙やはがきはこれまでも見つかっていますが、今回の手紙の発見によって受賞を熱望する様子がさらに明らかになったと専門家は評価しています。
太宰はその後も芥川賞を受賞することはなく、河野准教授は「かなわなかった敗北感がその後の核となり、のちの作品に生かされたのだろう」と指摘しています。
全文 NHK 9月7日 12時03分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150907/k10010218931000.html
※ 見ておきたい記事 (外部リンク) : 2015/09/07 (月) 17:21:19 ID:niwaka



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150907/k10010218931000.html
■手紙の詳細な内容は
今回見つかった3通の手紙のうち、昭和10年6月5日の日付が書かれたものは、太宰治が佐藤春夫に初めて送った手紙とみられています。
佐藤は、太宰の作品『道化の華』などを読んで感心し、弟子を通じてその評価を伝えていたということで、手紙にはそのお礼がつづられています。
「このたびは、命うれしく思ひました」という書き出しで「よろこびの言葉をあれこれと一昼夜ほどえらびまよつた揚句のはてに命うれしくといふ言葉がふいと浮んで来ました」と思いを巡らせながらしたためたことを伝えています。
そのうえで「うつかり気をゆるめたらバンザイが口から出さうで、たまらないのです」と喜びを表現し「私も悪くはありません、きつと好きになると思います」と、懇意になりたい思いをにじませています。
また、昭和11年1月の手紙は26歳だった太宰が長さ4メートル余りの巻紙につづりました。
前の年、主人公がみずからの半生を振り返る太宰の作品、『逆行』が芥川賞の最初の選考会で候補になりましたが、受賞を逃しました。
これを受けて手紙では「芥川賞は、この1年、私を引きずり廻し、私の生活のほとんど全部を覆つてしまひました」「こんどの芥川賞も私のまへを素通りするやうでございましたなら、私は再び五里霧中にさまよはなければなりません。佐藤さん、私を忘れないで下さい。私を見殺しにしないで下さい。いまは、いのちをおまかせ申しあげます」とつづり、受賞を懇願しています。
■芥川賞に強い思い入れ
太宰治は、芥川賞に強い思い入れを持っていたことが知られています。
明治42年現在の青森県五所川原市に生まれた太宰治は、失踪騒ぎを起こしたり薬物の依存症になったりしながらも、作家として徐々に認められるようになりました。
芥川龍之介に強く憧れていた太宰は、無名や新人の作家に贈られる「芥川賞」が設けられた昭和10年、主人公がみずからの半生を振り返る作品『逆行』を発表し、第1回芥川賞の候補になりました。
芥川賞への思い入れは強く、選考委員だった川端康成や佐藤春夫に対し、受賞を懇願する手紙やはがきを何度も出しますが、受賞はなりませんでした。
あるとき、選考委員だった川端康成が「作者目下の生活に厭な雲ありて、才能の素直に発せざるの憾み(うらみ)があった」と選評に記したのに対し、太宰は激怒して「刺す。さうも思った」などとする文章を雑誌に発表しました。
また太宰は、佐藤春夫があたかも受賞を約束するような言動をしたなどと批判しましたが、佐藤は「今太宰治を異常に憎悪している」などと記し、才能を認めながらもたしなめました。
こうしたやり取りはのちに「芥川賞事件」と呼ばれ世間を騒がせましたが、太宰は結局、芥川賞を受賞することはありませんでした。
その後、太宰は小説を書き続け、『走れメロス』や『斜陽』などで高い評価を受けました。
また、昭和23年には、自分の本当の姿を誰にも見せられず破滅へと向かう男の半生を描いた代表作『人間失格』を完成させました。
太宰は、『人間失格』を書き上げた1か月後、東京・三鷹市の仕事場の近くで身を投げて39年の生涯を終えましたが、作品は高い評価を受け、ことし7月に芥川賞を受賞したお笑い芸人の又吉直樹さんも小説を読み始めたきっかけとして太宰の作品を挙げています。
初回の話だから権威なんてないよ
昔はというか開始直後ですしねぇ
確か昭和9年没の直木と昭和2年没の芥川の名前で昭和10年から始めた筈
(発表が10年か選んだのが10年か覚えてませんが)
今でも、芥川賞や直木賞の選考委員の人たちは、
似たような手紙をもらったりするんだろうか?
最近見つかった様に書くなよ
太宰ファンの又吉と絡めて話題にしたいんだろ
川端に対しての話は有名だが佐藤春夫に対しての話は今回が初じゃないか
眼がザル
懇願した手紙は他にもあって、それはすでに公になってる。
今回のはそれを補完する程度のことで、新発見かのように言うのはミスリードだよ。
ということが言いたいだけのステマ記事だろ、これ
その方が賞よりはるかに価値があるだろ
賞はとったけどその後忘れられた作家が大量にいることを考えれば、
太宰の執着はくだらなく見える
現世で評価された方が幸せじゃね
後世の評価をどうやって知るんだ
確かな評価が欲しくなるのは当然だと思うよ
貧乏だったんじゃね?
芥川賞がもらえればその賞金で当時背負ってた借金の大半が返せたから
金のための泣き落としだよね
公開されたらと思うと何か恥ずかしい・・・
当時に公開されて恥ずかしくて死にたいって小説書いてた
この必死さが面白人間としての作家価値を高めたんだろうな
かたや教科書の中の偉人、かたや今なおドラマの原作に使われるいうなれば現役w
へえ意外だな
まあドラマにこそならないが太宰作品もいまだ現役だけどな
『人間失格』がドラマ化してなかったっけ?
学歴と、出自が天文学的にちがう。
松本清張はあんまり文学っていうイメージないな
堅めの大衆小説って感じで好きじゃない
純文学なのに太宰の方が読みやすい
清張も純文学出
恥の多い人生だったから、死後の恥晒しくらい屁でもないだろう
死後どころか生前に恨み節の小説書いてるから
それが太宰の持ち味
だがそれがいい!まさに太宰!
佐藤春夫宛にも何通も出してたみたいだけど
今回また新たに見つかったと。
手紙から、とにかく必死で下衆な感じがするけど
そこらへんを川端とかに嫌われてたのだと思う。
心中事件も、自分だけ助かるように小細工したりとか。
太宰作品はおれも大好きだけど、
とにかく人間的には最低なやつで嫌われていたのは間違いない。
当時の芥川賞って「小説家&漫画家&脚本家&ゲームシナリオライター&評論家&映画監督」の最優秀新人賞を全て合わせたくらいの価値が有ったんじゃないかな?
だから当時としては賞金が半端なく高額。
大宰は借金返済のためにも芥川賞が欲しかったと。
というか境界性人格障害だろこいつ、いわゆるボーダー
この系統の人間の自殺は他人を巻き込むんだよなあ
関わった人間を自分のペースで自傷行為に引きずり回すみたいな
幾夜も寝苦しい思ひをした。
小鳥を飼ひ、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。
刺す。
さうも思つた。
大悪党だと思つた。
そのうちに、ふとあなたの私に対するネルリのやうな、ひねこびた熱い強烈な愛情をずつと奥底に感じた。
ちがふ。
ちがふと首をふつたが、その、冷く装うてはゐるが、ドストエフスキイふうのはげしく錯乱したあなたの愛情が私のからだをかつかつとほてらせた。
さうして、それはあなたにはなんにも気づかぬことだ。
ただ私は残念なのだ。
川端康成のさりげなささうに装つて、装ひ切れなかつた嘘が、残念でならないのだ。
三島も同じくらい女々しいやん
女々しいとか自殺とか三島に言われても、なあ・・・
太宰治のダメ人間ランクがこれでまた一つ上がった。
皮肉な話だ
うら若き心に燃えた珠玉の文集消しとけよ…
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1441606710/
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0. にわか日報 : 2015/09/07 (月) 17:21:19 ID:- ▼レスする
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